『耐水圧』と『透湿性』、スノーボードウェアの生地の性能の良し悪しの見かた。
スノーボードウェアのカタログなどには、
耐水圧(WATERPROOF) ○○○○mm
透湿性(BREATHABILITY) ○○○○gm/u/24h
というように、耐水圧と透湿性が表示されています。
耐水圧とは、ウェアの生地に接地面積1cuの筒を立てた中に水を注いでいった場合、何ミリの高さまで水を通さないかを表しています。
耐水圧10000oでは、水の高さが10000oまでは耐えられるだけの防水性があるということになります。
水の高さが高くなるほど水圧が高くなりますので、この数値が大きいほどウェア内に水が入りづらいということです。
生地1uあたり、24時間でどれだけの湿気を通せるかを表しています。
透湿性の数値が大きいほど多くの湿気を通せるので、ウェア内が蒸れにくいということになります。
透湿性(BREATHABILITY) 10000gm/u/24hの場合、生地1uの範囲内から24時間で10000gmの湿度を放出できるということです。
スノーボードやスキーのような体を動かし汗をかく時には、ウェアの透湿性が重要になります。