アウターレイヤー(スノーボードウェア)

スノーボードウェア(アウターレイヤー)のカタログなどには、耐水圧と透湿性が表記されていますが、耐水圧の高さばかりが強調されているのを見ることがあります。

耐水圧と透湿性、どちらも必要なものですが、耐水圧以上に透湿性の高さは重要だと考えています。(一定以上の耐水圧は必要です。)

例えば、

@ 耐水圧 20000mm 透湿性 5000gm/u/24h

A 耐水圧 10000mm 透湿性 10000gm/u/24h

@番とA番の性能のウェアどちらを買うかとなれば、僕ならばA番のウェアを選びます。

スノーボードでは、ウェアに高い耐水圧が必要になる状況はそれ程多くはありませんが、透湿性は常に必要となります。
どんなに耐水圧が高いウェアでも透湿性が低ければ、自分の出した汗でインナーや体が湿ってきて体を冷やしてしまうからです。

雨傘の耐水圧は、500o〜1000o程度といわれています。安いウェアに多い、耐水圧5000mmのウェアでも普通に降ってくる雪や雨なら水が浸みてくることはないはずです。

水が浸みてきてしまうのは、耐水圧を超える圧力がかかった場合です。
雪の上に座る、転倒する、ザックを背負った時のベルトに接する部分などには圧力が掛かっているでしょう。

体重75Kgの人が座るとおよそ2000mmの圧力が掛かるそうですが、これなら耐水圧5000mmのウェアでも浸みないことになります。(シームシール(縫い目の防水)がされている場合)
ですが、ドスンと勢いよく座った瞬間や、転倒して雪面を転がり落ちたりすると、もっと高い圧力が掛かるので浸みてくることもあると思います。
それでも、座った時や転倒だけなら浸みたとしても僅かな量なはずです。スノーボードで転倒して、襟元や裾などから入ってくる雪の水分量、汗の水分量の方が多いくらいでしょう。

透湿性が優れたウェアでインナーに速乾性の高い適切なレイヤリングをしていれば、少し水が浸みたくらいの濡れは発散できるので濡れて寒くなることはほとんどないと思います。

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update:2013/11/30